日本の伝統色の意味や由来・色の名前・和名

 

文人茶(ぶんじんちゃ)

茶色という固有名詞が伝統色名として定着したのは、室町時代に日本人が茶を飲む習慣をもつようになってからのことだそうです。

文人茶は、明治中期の文人趣味を背景に生まれた洒落た茶です。明治の男性の服装は、ほとんど黒に近い色だったため、帽子や衿巻や持ち物の茶色や緑味がわずかな色らしい色でありました。

文人趣味とは漢詩文、書、南画、煎茶等の嗜みですが、当時の新興指導者層や「和魂洋才」の知識人にとっては教養を発揮する余技として必携でした。


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参考文献

解説監修チーム