日本の伝統色の意味や由来・色の名前・和名

 

墨(すみ)

日本古来の墨の色をさし、奈良時代につくられたのが最初とされますが、本格的に製造がはじまったのは室町時代とも言われています。

墨染の衣は、衣服令(衣服の色によって差異をつける制度)では、古くは身分の低い使用人の服色でしたが、11世紀には高官の朝服の色とされたり、またあるときは仏家の常服、喪服、凶服の色とされたりとさまざまに使用されてきました。

近世になると従来の観念からはなれて美的に使用されるようになり、現在ではフォーマルウェアとして定着しています。


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参考文献

解説監修チーム