日本の伝統色の意味や由来・色の名前・和名

 

柳葉(やなぎは)

草色よりさらに柔らか味のある薄い萌黄色で、柳の葉の色からつけられた黄緑色を柳葉色と言います。

春に芽吹く柳の緑は平安貴族にことのほか愛好されており、正月から四月までの和歌に詠まれたり、装束の色にも取り入れられたり、色名としても広く使われていました。

柳染は江戸時代の前期末頃から行われるようになったと言われ、「柳」の字はしばしば緑みのあることを表わす修飾語として用いられました。

「柳は緑、花は紅」という決まり文句が生まれるほど、柳は時代を経るとともに緑を代表する色名となりました。


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参考文献

解説監修チーム