日本の伝統色の意味や由来・色の名前・和名

 

瓶覗(かめのぞき)

瓶覗は、藍甕に浸す回数の少ない藍染の一番薄い色につけられた色名で、別名「覗色」(のぞき)、ほんの少し染まって白い布が白でなくなるため、「白殺し」とも言われていました。

この命名には二説あって、一つは、藍甕の中に布を一回潜らせただけ、すなわち、布は藍甕の中をちょっと覗いただけで出てきてしまったから染まり方も薄いというものです。もう一つは、甕(かめ)に張られた水に空の色が映ったような淡い色合だからというもので、どちらにしても遊び心いっぱいの色名です。


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参考文献

解説監修チーム