日本の伝統色の意味や由来・色の名前・和名

 

桔梗(ききょう)

桔梗は、夏の終わりから早秋にかけて、先が五つに裂けた釣り鐘形の青紫の花をつけます。色名では、実際の花の色より濃く青みの強い紫に用いられています。

中国では古くからその根が薬用として用いられ、『神農本草経』にも記載されています。

桔梗は古名を「きちこう」「きこういろ」ともいい、色名としても平安時代の頃より使われた色名で、襲の色目では秋に対応し、表-浅紫、裏-青、表-二藍、裏-濃青などが当てられていました。近世では江戸時代の明暦・万治(1655~60年)頃に流行したといわれています。


色名一覧に戻る


参考文献

解説監修チーム